女性が専業主婦になるかどうかのきっかけを考えてみると、やはり妊娠・出産といった子どもの存在が大きい気がします。
しかし、この大きなきっかけは何も専業主婦を選択する場合だけでは無くて、共働きを選択するきっかけにも大きく影響していると思うのです。
どちらも大きなファクターとして、子どもの存在があると考えられます。

育児というのは初手はとにかく手間が必要になるものですけど、子どもが大きくなるにつれて手間がかからなくなる代わりに、今度は何かとお金がかかるようになってきます。
何かで聞いたことがあるんですけど、子どもが大学を卒業するまでにかかる学費の平均というのが確か約2000万円前後。
加えてサラリーマンの平均年収というのが約400万円前後ですから、およそ5年分はかかる、という計算になります。
普通に考えたら、夫婦どちらかだけでそれを叩き出すというのはしんどいものですし、それに加えて生活費なんかもありますしね。
となると、その補填をするために2人がかりになるというのは自然でしょう。それが大きなきっかけです。
もちろんそれだけでなく、単純にまた働きたい、という女性側の希望もあるんでしょう。
しかし現実的な理由となると、前者の方が圧倒的に多いような気がしています。
実際の統計を見ていないのでわかりませんけどね。

しかし、共働きの奥さんというのは何かと旦那さんに対する不平不満が溜まっているようですね。
うちの会社にも何人か共働きの奥さんがいますが、昼休みになると弁当持ち寄って旦那さんの愚痴を言い合っているのが耳に入ります。
独身の私はそれを聞いて、恐ろしくなることもしばしばですが・・・
働いているのはお互い様ですから、女性だからと奥さんばかりに家事の負担を強いるのではなく、旦那さんも積極的に協力することが夫婦円満の秘訣のようです。